デラ・マタドーラの株式投資日記

サラリーマン相場師。酒田新値を用いたスイングトレードをしてます。内容は売買実績、筋トレ関係、etc

投資初心者のための損切り講座 ~損切りするための思考法とやり方~

こんにちは。デラ・マタドーラです。
今回はテーマは損切りです。

僕が尊敬する相場師である林輝太郎さんの書籍に「相場は失策の続くゲーム」、「本当の失敗は失敗したときに処置しないこと」というような言葉が載っています。
株式投資では、下がりきって買い時だと思った株がさらに下がり続けることはザラにあり、そのとき適切に損切りすることが重要です。

しかし、投資初心者は損失を出すことに抵抗があり、なかなか損切りできない方も多いと思います。(自分もそうでした)
そこで今回は、投資の初心者向けに損切りできるようになるための思考法と損切りのやり方について紹介します。

◆目次

損切りするための思考法

損切りするための思考法

損切りを抵抗なく行えるようになるための第一歩として、まずは損切りするための思考法を身につけましょう。
以下にあげるのは、僕が損切りするために座右の銘としている教訓です。

  • 意図しないナンピンは破産のはじまり
  • 長持ちは投資機会の損失
  • 長持ちは練習機会の損失
  • 損切りは心の健康につながる
意図しないナンピンは破産のはじまり

損切りできない人の典型的な失敗パターンは、買った株が下がり続けたときに、ナンピンで買い下がることによって平均価格を下げていくパターンです。

ナンピンは買値の平均価格を下げるのに有効な方法ですが、意図せず株価が下がったときに行う受動的なナンピンの場合、さらに株価が下がって損失が膨らむ危険性が高いことを心に留めておきましょう。

長持ちは投資機会の損失

含み損をもったまま玉を維持してしまうと、いざ出発と思えるような状況になったときに資金が不足して出発できません。
このような状況に陥らないように早めに損切りすることを心がけましょう。

長持ちは練習機会の損失

投資機会の損失は、練習機会の損失でもあります。

デイトレードは別として、日足・週足・月足などのグラフを用いるような売買手法の場合、1年の中でも売買できる回数は限られます。
投資初心者はできるだけ練習機会を増やして、早く上達する必要があります。

売買できる回数が減ってしまうと、いつまでたっても上達できません。

損切りは心の健康につながる

含み損のある玉を持ち続けることは精神衛生上よくありません。
また、損失が大きくなると意地になって無理な売買を行い、さらに損失を増やす危険性もあります。

早めに損切りしてスッキリさせて、次の売買に向けて心を切り替えましょう。

損切りのやり方

損切りのやり方

では、具体的にどのように損切りすればよいのでしょうか。
ここでは、損切りする際の基準を4つ紹介します。

  • 一定割合を基準にした損切り
  • 出発根拠の誤り判断による損切り
  • 酒田新値の本数による損切り
  • 機械的売買法による損切り
一定割合を基準にした損切り

これは、「購入価格から5%下落したら損切りする」など、予め決めておいた基準を超えたときに損切りする方法です。

初心者向けの投資本などにもよく出てくる方法ですが、注意が必要です。 失敗したという根拠のない損切りなので、もう少し待てば利益につながったという状況も十分に考えられます。

そのため、まずは他の基準を使用することを検討しましょう。

出発根拠の誤り判断による損切り

明確な根拠に基いて売買を出発した場合、その根拠が誤りだったと判断したら損切りしましょう。

例えば、保合相場から上放れて上昇トレンドに移ったと判断して買い出発した場合だと、保合相場の水準まで価格が下落した際は損切りするといった具合です。

酒田新値の本数による損切り

酒田罫線法による売買の場合、上昇トレンドであれば押し目を狙って買い玉を増やしていきます。
これは「押し目(戻り)の80%以上は逆行新値3本目までで終わる」という酒田新値の統計に基いた売買ですが、逆行新値4~5本が出た場合はトレンド転換した可能性が高くなります。
そのため、「損切りして様子をみる」or「売り転換する」という戦略をとります。

なお、酒田罫線法については以下の記事をご覧ください。
【売買手法紹介】酒田罫線法 ~酒田新値の数え方から玉の入れ方まで

機械的売買法による損切り

最後に、機械的売買法による損切りです。
これは損切りだけではありませんが、出発や追加売買、損切りのタイミングを示してくれる機械的売買法により損切りする方法です。

機械的売買法の一例としては、「 中源線建玉法 」があります。

このような売買法を採用する場合の注意点として、機械的なだけにダマしもあり、相場状況によっては大きな損失となる可能性もあることです。
しかし、使い込んで売買タイミングなどを体に染み込ませれば、売買が上達することは間違いないでしょう。

損切りによる損失を増やさないために

ここまで、損切りするための思考法と損切りの基準を述べましたが、損切りの回数が多くなると当然損失も多くなります。
そのため、1回あたりの損失を少なくすることも重要です。

そのためには分割売買を行い、少数の試し玉で出発することで損切りの金額を抑えることが必要でしょう。

最後に

以上、損切りに慣れていない初心者のための、損切りするための思考法と損切りのやり方を紹介しました。
しっかりと損切りをみにつけることで、損失を小さく、利益を大きくすることを目指しましょう。