こんにちは。デラ・マタドーラです。
今日のテーマは「信用取引」です。
FXや仮想通貨だと10倍以上のレバレッジを効かせることができますが、その反面失敗した時のリスクも大きいというイメージがありますね。
株式売買の場合はどうでしょうか。
今日は、株で信用取引はするべきか、利用する上での注意点などについての考えを書きます。
◆目次
信用取引では何ができるか?
まずは、信用取引で何ができるかを簡単に書いておきます。
◆信用取引でできること
- カラ売りができる
- 売り・買いともにレバレッジを効かせれる
基本的なことなので、この記事を読んでいるほとんどの方は知っていますかね。
1つ目のカラ売りができるというのが、特に大きいですよね。
買い一辺倒ではなく、下降トレンドでも利益を狙えますから。
2つ目のレバレッジについては、株式の場合は資金の約3倍までの売買が可能ですが、FXなどと比べると倍率はかなり低いですね。
ただ、安全に売買しようと思えば3倍も必要ないのでこれで十分です。(詳しくは後述します)
株式売買で信用取引はすべきか?
次に、株式売買で信用取引を利用すべきかについてです。
まず、僕は株式売買で信用取引を利用しています。
そして、初心者は利用しないほうがいいとも思っていません。
信用取引を利用する・しないはその人の「売買手法」や「好み」によって決めればよく、利用するなら「冷静に売買できる範囲で利用」すべきと考えています。
売買手法と好みで利用する
「売買手法によって決めればよい」と言いましたが、具体的にどう決めるか。
一つの基準は「カラ売りを利用するか」どうかです。
例えば、僕が使用している「 酒田罫線法 」であれば、酒田新値の統計に基いて上昇トレンドの押し目、下降トレンドの戻りで増し玉していくので、売買手法で見ればカラ売りを使用します。
しかし、カラ売りの使用は必須ではないので、「後は好みで」ということになります。
「好みでって言われても分からないよ~」って人は、まずはやってみて下さい(笑)
やってみて「何かやりにくいな」って思えば買い専門になればよいです。
ただ、カラ売りをしなくてもレバレッジ目的で信用取引を利用するのももちろんアリです。
利用する上では注意点もあるので、それを次に述べます。
冷静に売買できる範囲で利用する
買い・売りに関わらず、信用取引を利用すれば資金の約3倍の売買ができます。
しかし、資金の3倍をフル投入するのではなく、あくまでも「冷静に売買できる範囲」で利用して下さい。
例えば、資金が300万円としましょう。
信用取引であれば約900万円の売買ができます。
しかし、売買をしていれば一時的に3%くらい含み損がでることはよくあります。
900万円の3%なので27万円ですね。
つまり、27万円の含み損くらいで焦って損切りしていては、チャンスを逃す可能性があります。
(実際は、27万円の含み損があると資金が差し引かれて273万円となるので、売買できるのは810万円ほどになり、一部手仕舞いするか追加資金の預入が必要になります)
このように含み損を計算してみて、焦らず売買できると思う金額で売買しましょう。
個人的には、売買金額は大きくなっても資金の2倍、普段だと1~1.5倍くらいが冷静に売買できるラインかなと思ってます。
最後に
以上、信用取引を利用するか決める基準と、利用する場合の注意点でした。
信用取引を利用するか迷ってるかたの参考になれば幸いです。