こんにちは。デラ・マタドーラです。
前回、 東京の賃貸マンション探しで見るべきサイトまとめ:家賃相場、電車混雑率、事故物件など でマンション探しに役立つサイトを紹介したのですが、今回は補足として僕がマンション探しをする際に引っかかったこと2つを注意点として紹介します。
いずれも、部屋を内見した際に発覚して「これだとこの部屋はないなー」となったポイントなので、皆さんもマンション探しをするときは注意して下さい。
◆目次
扉の開き方について
1つ目は「扉の開き方」についてです。
部屋の中にはトイレ、洗面所、キッチン、寝室などいたる所に扉がありますよね。
お部屋探しをするときは、この扉がスライドタイプ/開き戸タイプのどちらか、また開き戸タイプならどの方向に開くのかが重要なポイントになります。
なぜなら、開き戸タイプの場合は、扉を開く方向に家具の置けないデッドスペースが生まれるからです。
扉の横幅は80cm程度ですので、扉の軸から半径80cmの範囲は開閉できるようにスペースを開けておく必要があります。
特に気にすべきはキッチン⇔リビング、リビング⇔寝室の扉ですね。
リビングや寝室にはソファ、テーブル、ベッドなど大きな家具を置くので、この半径80cmというデッドスペースはかなりの痛手になります。
僕は実際に内見したときに、8畳以上ある部屋でも「リビングに扉が開いてくるため家具が置けない」と判断して諦めた部屋がいくつかあります。
そのため、皆さんも内見時は必ず扉の大きさと開く方向を確認しましょう。
間取り図寸法と内寸の差異について
2つ目の注意点は間取り図に記載されている部屋の寸法と、内見時に測った内寸には差異があるという点です。
間取り図には部屋の縦・横の長さが記載されている場合がありますが、この長さは壁の中心線を基準とする「壁芯計算」で記載されている場合が多いです。
そのため、実際の生活スペースとなる内寸を測ってみると、両端の壁の厚さによって20cm程度狭くなります。
また、専有面積もこの壁芯計算によって求められるので、間取り図記載の面積よりも実際の生活スペースは小さくなります。
間取り図の寸法を鵜呑みにして家具の置き場所などを決めると痛い目をみるため、間取り図の寸法の計算方法を確認し、できれば内見時に内寸を測ったほうがよいです。
豆知識:畳数→平方メートルの変換方法
最後は豆知識として、畳数→平方メートルの変換方法を紹介します。
間取り図に寸法が記載されていない場合の参考にしてください。
1畳 = 1.62㎡
です。
厳密には、「1畳は1.62㎡以上」ということなので、物件によって若干の上振れはあるようです。
ちなみに、1坪は2畳となります。