こんにちは。デラ・マタドーラです。
僕の会社は割と転勤があり、僕自身もここ4年くらいで2回転勤しています。
昔からある日本企業だと、自社の寮・社宅をもっていて転勤した社員はそこに住まわせることもあるかもしれないですが、最近は借上寮・借上社宅という形で会社がマンションの契約者となり社員に住まわせることも多いですね。
うちの会社もこのパターンで、転勤が決まったら社員自身がマンションを探して会社に契約してもらい、家賃から家賃補助を引いた金額が毎月の給与から天引きされていきます。
マンション探しという手間はありますが、社員は自分の好みにあったマンションを選ぶことができるので嬉しい制度です。
しかし、契約者が会社となることに伴う制約もあります。
今日は僕の経験から借上社宅としてNGとなった例を紹介します。
みなさんも借上社宅を探すことになったときは気をつけて下さい。
◆目次
NG例①:家具・家電つき
まず1つ目のNG例は家具・家電つきマンションです。
ベッド、テーブル、冷蔵庫など基本的な家具・家電がついていて、少ない荷物で引っ越しできる便利な物件ですが、借上社宅だとNGとなる場合があります。
その理由は、備え付けの家具・家電を破損させたときに修繕費などでトラブルとなる可能性があるからです。
会社が契約する以上、余計なトラブルを被るなは避けたいということですね。
なお、エアコン・照明など最初からついてることが多いものはOKとなるようです。
NG例②:フリーレント
続いてのNG例はフリーレントです。 フリーレントとは、最初の数ヶ月間(1~2ヶ月くらいが多い)の賃料が無料となる制度です。
導入している物件はそれほど多くないですが、初期費用が安く済むので住む側からするとめちゃくちゃ嬉しい制度ですね。
なぜフリーレントがNGなのか?
それは、フリーレントを適用する場合、短期解約したときに違約金が発生する可能性があるからです。
1年、もしくは2年などの縛りがあるところが多いです。
転勤の多い会社だと短期間のうちに転居することも多いので、追加費用が発生することを避けたいということです。
ただし、フリーレントを適用せずに契約するならOKとなる可能性が高いので、そのマンションに住むこと自体を諦める必要はないです。
NG例③:定期借家
最後のNG例は定期借家です。
定期借家とは、契約期間が決まっている賃貸契約で、期間満了したときに契約更新を貸主が断ることができる制度です。
通常の賃貸契約だと、借主が継続して住みたければ更新料を払えばOKですが、定期借家では貸主側が断れるので貸主有利な契約になります。
その分、賃料が安かったり礼金がなかったりなど通常の物件より好条件なところが多いです。
ではなぜ借上社宅ではNGか。
それは、契約内容によってはフリーレント同様に途中解約で違約金が発生したり、満期になると別物件を契約しないといけないなど不都合が多いからと思われます。
まとめ
以上、僕の経験にもとづいて借上社宅でNGとなる例を紹介しました。
ただし、どのような条件がNGとなるかは会社によって違うので、借上社宅を探すときは何がNGなのか会社に事前確認しましょう。