デラ・マタドーラの株式投資日記

サラリーマン相場師。酒田新値を用いたスイングトレードをしてます。内容は売買実績、筋トレ関係、etc

【テーマ株分析】RPAツール開発企業の銘柄分析をしてみた

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こんにちは。デラ・マタドーラです。

以前の記事「 AI・自動化の発展とともに株価が上昇する業種・銘柄を考えてみた 」でPC業務を自動化するRPA分野の関連銘柄をいくつかあげていました。

今回は、このRPA関連銘柄の中で、RPAツール開発企業に絞って銘柄分析を行います。
調べてみると該当する銘柄は意外と少なく、見つかったのは RPAホールディングス(6572)NTTデータ(9613)ソフトバンク(9434) の3社のみとなりました。

なお、日本で上場している銘柄に絞ってますので、海外の有名ツールの開発企業などは対象外にしています。

◆目次

RPAホールディングス(6572)

会社概要

まず1社目はRPAホールディングス(6572) です。 紹介する3社の中では知名度はないですが、会社名にもある通りRPAというテーマど真ん中の企業です。

「BizRobo!」というRPAツールを開発していて、RPAの需要増加に伴い急成長中の企業となっています。

大きく2つの事業を行っています。
1つ目は「ロボットアウトソーシング事業」で、「BizRobo!」や他企業のRPAツール(Basic Robo!、NICEなど)のライセンス販売、導入サポートを行っています。
2つ目は「ロボットトランスフォーメーション事業」で、RPAとAIを組み合わせてオンライン広告向けのデータ収集、集計、レポーティング業務の代行を行っているようです。

RPA導入実績については、 平成31年2月期第3四半期の決算説明資料 によると、BizRobo!Basicの本格導入企業数は2018年11月末時点で518社。 2018年2月が300社、2017年2月が91社なので急速に伸びていってます。

業績

平成31年2月期第3四半期の決算説明資料 によると、ロボットアウトソーシング事業、ロボットトランスフォーメーション事業ともに売上は前年比+100%超で伸びています。
営業利益も+61%という伸び率で、順調に成長しているようです。

RPAを扱っているロボットアウトソーシング事業で売上の約56%を占めているので、RPAブームに乗って大きく株価が上がっていきそうですね!

以下、平成31年2月期第3四半期決算説明資料より抜粋。

RPAホールディングス決算ハイライト
RPAホールディングス決算ハイライト

株価

株価は2019年2月8日の終値で2,876円です。 RPAホールディングス発表の1株利益(2018年度予想)は19.27円で、年間配当もないことを考えると割高感はありますね・・・
成長企業なので割高なのは仕方ないですが。

2019年に入ってからの株価は2019年1月15日の3,680円が高値で、2月8日までで20%強下げている状態です。
個人的には注目している銘柄ですが、この下げが落ち着くまでは手出ししないでおこうと思っています。

NTTデータ(9613)

会社概要

続いての銘柄はNTTデータ(9613) です。 NTTグループの中の主要企業の一つで、日本一の規模を誇るシステムインテグレータです。

RPAツール「WinActor」を開発していて、導入実績は こちらの製品紹介ページ によると2018年2月末時点で800社超となっています。

RPAホールディングスの518社は2018年11月末時点なので単純な比較はできないですが、WinActorの導入数はざっくりと2倍くらいでしょうか。

業績

2019年3月期第2四半期決算説明資料 によると、売上高は前期比+6.5%、営業利益は+6.6%という伸び率。
半期の売上が1兆円の大企業なので、これだけ伸び率があれば十分といったところでしょうか。

ただ、売上はRPAホールディングスの300倍近くあるので、RPAの業績貢献割合は大きくはなさそうですね。

以下、2019年3月期第2四半期決算説明資料より抜粋。

NTTデータ業績ハイライト
NTTデータ業績ハイライト

株価

株価は2019年2月8日の終値で1,152円です。 NTTデータ発表の1株利益(2018年度予想)は64.17円で、年間配当(2018年度予想)は17円となっています。

株価は数年単位のグラフで見ると上下しながら徐々に上がってきていますが、直近の3~4ヶ月は下げトレンドとなっています。
RPAというテーマとしてではなく、普通に投資対象として買いタイミングをはかっていきたい銘柄ですね。

ソフトバンク(9434)

会社概要

最後は2018年12月に上場したばかりのソフトバンク(9434) です。 スマートフォン、データ通信分野で特に知名度のある企業ですが、AIにも力を入れていたり、キャッシュレス決済分野で1億円キャンペーンで話題となったPayPayを設立したりと色々な分野に投資している企業です。

RPAツールを開発しているイメージは全然なかったので、調べていて正直意外でした(笑)
開発しているRPAツールは「SynchRoid」というツールで、RPAホールディングスの「BizRobo!」をベースに共同開発したもののようです。

導入実績は他の2社のように☓☓時点で○○社という公表が見当たらず、 こちらの導入事例ページ に6社が掲載されているのみでした。
サービス提供開始が2017年11月とRPAツールの中では後進の製品なので、導入実績はまだ多くないのかもしれません。

業績

2019年3月期第3四半期決算説明資料 によると、売上高は前期比+5%、営業利益は+19%という伸び率。

第3四半期の売上累計が2.7兆円という大企業なのに、これだけ営業利益が伸びてるのは凄いですね!

ただ、RPAツールは後発組ということもあり、NTTデータ以上にRPA分野の業績貢献割合は少なそうです。 こちらもNTTデータ同様、RPAというテーマでは対象としにくい銘柄ですね。



以下、2019年3月期第3四半期決算説明資料より抜粋。

ソフトバンク業績ハイライト
ソフトバンク業績ハイライト

株価

株価は2019年2月8日の終値で1,270円です。 ソフトバンク発表の1株利益(2018年度予想)は87.73円で、年間配当(2018年度予想)は37.5円となっています。

株価は上場初日の2018年12月19日の高値1,464円を上回ることなく下がっていってます。
僕はIPOで当選した100株だけもっているのですが、取得単価が1,500円なので含み損を抱えている状態です。
でも、売上、利益ともに成長していますし、しばらくは保有しておこうと思っています。

まとめ

ということで、RPAツール開発企業の中で日本で上場している3銘柄を調べてみました。
とはいえ、NTTデータ(9613)とソフトバンク(9434)は大企業すぎてRPA分野の業績貢献度が少ないので、RPA分野というテーマで投資対象となりそうなのはRPAホールディングス(6572)のみとなりました。

ただ、NTTデータ(9613)とソフトバンク(9434)も良い企業だと思っているので、個人的には3社とも監視していこうと思ってます。

以上です!